2011年8月20日土曜日

SES体験記② 「アトリビューション」

当たり前なんですけど、SESではマーケターが成果を上げるのに役立つ情報を実に多様な切り口のセッションで提供しています。
検索、ソーシャルメディアの2大テーマをベースに、たとえば動画、ローカル・グローバル、ランディングページ、分析、スマートフォン、ターゲティング、といった具合に。

そして、それぞれ異なる切り口にフォーカスしたセッションスピーカーが口を揃えて(ちょっと大げさ?)発していたキーワードが「アトリビューション」。
これ日本でも最近耳にすることが増えてきたような気がします。
(アトリビューションのわかりやすい説明はコチラをどうぞ→http://www.fringe81.com/blog/?p=558

で、その背景にはコンバージョンに至る経路の多様化があるように思います。
これもソーシャルメディアの勃興の影響でしょうか。
前は検索抜きのコンバージョンなんて考えられなかったのが、ソーシャル経由の割合が増えてきて、なんか「検索からソーシャルへ」みたいな対立軸でとらえた極端なハナシになっちゃってることもありますよね。
ただ実際は検索のコンバージョンへの貢献度は今でも高い場合は多いでしょうし、生活者の行動ファネルをつぶさに見ていけば、意外と役立ってる施策が他にあるかもしれないというワケで、SESでの「アトリビューション」連呼につながったんじゃあないかと思います。

しかし言うのは簡単。場合によってはまず組織のあり方から変えていく必要がでてきそうな。
縦割り組織で予算の縄張り争いやってる場合じゃあありませんねコレは。

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